山猫屋的 夏休み(無いけど)の自由研究 〜モコ太と過ごした17日間〜(前編

※最初に、もこもこ苦手な人は画像が出てくるのでご注意くださいませm(_)m。

とらです。
ことの始まりは平社員たちの住居が大規模修繕を行ってたので、春にベランダのオリーブを駐車場裏に避難したのがきっかけ。そんだったらその避難場所でハーブでも一緒に育てて、工事終了の夏にはベランダへ移設しようって事にしたんだと。

ひとつの鉢には3種類のバジルとパセリを寄せ植えして、徐々に育っていったんだけど、いつからしかパセリの生育が今ひとつになって来だした。

『苗が弱かったのかなぁ〜? 残念だけどしょうがないね』

そんで、7月の中旬にベランダへ移設し日々の水やりや有機肥料などもちょこちょことお世話していて、順調に(笑 パセリだけはショボくなって来てたある日突然、超派手な訪問者が鉢のふちにちょこんといたんだと。店長は思わず、

『げっ!もこもこじゃん!!』って。

そのもこもこの正体は『キアゲハの幼虫の終齢(5齢)』 。蛹になる前の段階で、そんで結構デカい。って事は、駐車場裏に鉢置いてた時からいてパセリを君がパクパク食べてたんだね、全然気づかなかったよ💦。

みーすけはもこもこ大好き。方や虫さんOKな店長もキャタピラー系のもこもこだけは超苦手💦。だもんで、なるべく見ないようにして(笑、もこもこに注意しながらバジルたちに水やりなんかをしてたんだけど、そりゃぁかかっちゃうよね。。。

拾い物画像です。

そんな時は、黄色いツノを出して度々威嚇されてたりもしてビビってたけど(笑、そのうち徐々に『うちの子マインド』がふつふつと湧いて来て大切な存在になってきたんだと(笑顔。

命名『モコ太』

調べたらキアゲハの卵からもこもこ時代を経て蝶になれる子って、たったの 0.6% だけなんだってさ。。。だもんで、なんとか蝶々になれるよう平社員ふたりガンバるよっ!

そんで、モコ太と出会ってから数日後。お仕事を終えた帰宅時、自宅マンションの階段を登ろうとしたら下の階付近になんとモコ太がいるじゃありませんか!みーすけが無事保護して鉢に戻してあげたんだけど、

『最後の最後に残っていたパセリ完食!』 してた💦

お腹減って旅に出ちゃったんだろね。このままじゃ餓死しちゃうかも?って事で車でオーガニック系に強いスーパーに向かった平社員たちだけどセリ科の無農薬栽培が売ってなかったので抑えとして慣行栽培(農薬・化学肥料使用)のセロリ購入。他のスーパーで『(少し不安はあるけど)これだったら安全なんじゃん?』って感じでイタリアンパセリもゲットしてモコ太にあげたんだけど全然食べないんだよね。これも調べがついてたからだけど農薬使ってるパセリとか食べると死んじゃう事もあるらしいんだってさ。で、翌日柏に行った時に無事無農薬な三つ葉を仕入れられたのであげてみると、モコ太はバクバク食べてくれた(笑顔。

『モコ太は食べていいものとダメなもの、ちゃんと分かってるんだねっ』

平社員たち。ハーブやパセリも無農薬・化学肥料不使用な苗を取り寄せて育ててたから、モコ太のお母さんも

『ここなら大丈夫よねっ!』

って、卵を産みつけたのかも。モコ太もそのDNAをしっかりと受け継いでるんだね(笑顔。

そんなほっとしたひとときも床の間、翌日確認しに行くとモコ太がどこにも見当たらない。。。そんでベランダのフェンスをちょこっと乗り出してお隣さんを覗いてみたら、

『緊急事態発生!モコ太。西側方面、隣居宅のベランダにて現在逃走中!
 この勢いだとさらにその隣に移動する模様!!』 by 葛城ミサト

もう、そのスピードはウサインボルトもびっくらこいちゃうと言うとチョコびっと大袈裟だけど(笑、インファント島から日本へ向かうモスラの幼虫さながらだっただよ(本当。

後編につづく










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