小さな命

とらです。
おいらがここ虹の橋に引っ越してきてからちょうど丸3年が経った今日。早かったようなアッという間だったって言うとおんなじ事だから(笑、長かったようであり、あっと言う間だったって感覚もホントの所。

『もしもホニャララだったら?』

もし過去の些細な出来事が違ってたら、人生もニャン生も全く違う結果になってたかも知れないって思う事あるよね。おいら達仲良し三兄弟を世話してくれてた市場のお兄ちゃんのアパートがもし取り壊されなかったら。お兄ちゃんが引っ越さなくて済んでたらおいら、みーすけや店長と出会えなかったと思うし、地域猫としてご近所さんたちみんなに良くしてもらう事も無かっただろう。。。まして山猫屋珈琲店の社長就任なんて事は絶対あり得ないよね(笑。

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保護したてののん係長(左)と、兄妹のなつ(右)

宮古島旅行から帰って来て数日後に定番コースをチャリしに行ったふたり。みーすけが『疲れたからここで帰ろう』って言うのを、『せっかくだからいつもの橋まで行こうよ』なんて店長が言わなかったらのんやその兄弟とは出会わなかったと思うし、特にのんなんかは両目が潰れて何も見えない状態だったもんだからそう長い命では無かったってのは想像に難くない。。。

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ちびこ♂にしてもあの日、みーすけが体調を崩してお店早じまいしなければ、車を取りに行った店長がお腹をすかして叫んでた子猫に出くわさなかったし、そのニャン生1ヶ月ぽっちの間に何があったかワカランチ会長だけど、『人間は敵』って心に刻み込まれてたちびこ♂なもんだから、野良として生きて行ってたら結構苦労したんジャマイカな?って思うんだよね。。。

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第2のニャン生を満喫しているおいらは置いといて(笑、この寒い冬でも18度はある部屋の中で過ごしているのん係長やちびこ♂と、夜は氷点下なお外で暮らしてる猫たちを隔ててるものって何だろう?。。。。。

健気に生きている小さな、それでも立派なひとつひとつの命なもんだから、人間はもうチョコびっと寛容になってもらえないかにゃ?っておいら思うんだよね。そもそも人間のオッパッピーのせいで飼い主不明のにゃんこ達がいる訳だから、たいした事ない不都合には目をつぶって欲しいし、まして実害も無いのに体裁が悪いというだけで処分すれば?って発想は今の時代にも現行法的にもマッチしていないのでホントあらためて欲しいんだよね。そしてひとりひとりがその小さな命たちに出来る事をチョコびっとでもして欲しいと。

野良として生まれ幸いにして人々の優しさに包まれながらニャン生を全うしたおいら。虹の橋に渡って3年経った今日、そんな事をみんなに伝えたいと思ったんだよね。

Good for animals, Good for town!


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